中世から1960年代まで、世界一美味しいと言われたカンボジアの胡椒。内戦で生産量が激減したため、日本人の倉田浩伸さんが、1997年に現地に栽培農園を開き、依頼、化学肥料や農薬を使わず、現地の人々と一緒に、あの美味しい胡椒を復活させようと育てています。2017年には国内のオーガニック認証も取得しています。葡萄の房のようになる青く若い実を手でひと粒ずつ外していき、何度かの天日干しを繰り返すことでおいしい黒胡椒になります。
胡椒の風味と青くさわやかな柑橘のようななんともいえない自然の香りがする黒胡椒は、ペッパーミルで砕いても、包丁の腹で潰して粗目に砕いても、どちらも風味豊かにお料理を盛り立てます。スープやお肉、お魚料理など、ほとんどのお料理に欠かせない黒胡椒も、おいしいものを選んでみてもいいのでは?
*胡椒は、薬用植物でもあり、胃腸障害の治療に使われることもあるそうで、科学的研究によれば、コショウに含まれるピぺリンと呼ばれる成分は、腸内の受容体を調整する作用があるそうです(世界薬用植物図鑑より)
原産国:カンボジア王国
内容量:35g